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妊婦や産後だけではない、中高年女性や男性にも必要な葉酸(ようさん)摂取

 葉酸 妊娠中や産後に必要

と多くのかたが思われるのではないでしょうか?

もちろん、そのとおりでもあるのですが、実は普段から葉酸を摂取することの重要性は意外と知られていないようです。

 

葉酸とは

葉酸は、水に溶けやすい水溶性のビタミンで、ビタミンB群の一つです。ほうれん草から発見されました。植物の葉に多く含まれていて、結晶化すると黄色く、光や熱に不安定な物質です。

ビタミンB12とともに赤血球を作るので、「造血ビタミン」といわれています。

 

葉酸のはたらき

葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンです。

また、代謝にも関与していて、DNAやRNA核酸たんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生をサポートしていることから、体の発育に重要なビタミンの一つで、特に胎児にとっては重要な栄養成分です。

妊婦さんが葉酸を十分に摂取することで、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができるそうです。

そのため、”妊婦さんには葉酸を” と言われているようです。

 

動脈硬化防止にも葉酸

また葉酸は、動脈硬化を促進するホモステインというアミノ酸を無害にするはたらきがあるようです。

最近の研究で、葉酸ビタミンB12動脈硬化の危険因子と考えられているホモシステインメチオニンに変換する反応をサポートすることが示唆されています。

さらにメチオニンは血中のコレステロール値を下げる可能性があると考えられています。

 

葉酸の1日の摂取基準は240μg

日本人の2020年版食事摂取基準では、葉酸の1日の摂取推奨量は、18歳以上の男女ともに240μg(マイクログラム)とされています。

そして妊娠を計画している、あるいは妊娠中の女性は、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らすために、480μgが推奨されています。

 

葉酸が不足すると

葉酸が不足することで、

・巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ) 

動脈硬化

・胎児の神経管閉鎖障害

・胎児の無脳症

が起きる危険性があるようです。

 

巨赤芽球性貧血は、骨髄に巨赤芽球が出現する貧血で、葉酸ビタミンB12の不足により、DNA合成が障害され細胞核の成熟障害をきたし、異常な巨赤芽球が産生されるそうです。

動脈硬化は病名ではなく血管の病的な状態のひとつです。粥腫 (じゅくしゅ;コレステロールが動脈の壁の老廃物と混じり合って お粥のような固まりとなったもの) によって動脈の壁が厚く硬くなることの総称です。 進行すると血液の通り道 (血管内腔) が狭くなり、脳血管障害 (脳梗塞脳出血など) ,心血管障害 (狭心症心筋梗塞など) の原因となります

神経管閉鎖障害は、妊娠の初期(妊娠4週目から12週目)におこる赤ちゃんの先天異常のひとつです。
脳や脊髄などのもととなる神経管がうまく作られず、きちんと管の形にならないことが原因で起こる障害です。そのうち二分脊椎では、生まれたときに腰部の中央に腫瘤があることが最も多く、運動や排泄に障害が起こることがあります。また、脳が十分に形成されない無脳症(むのうしょう)などもあります。
日本での発症率は平成10年で出生1万人に対して6人となっています。(平成12年厚生労働省通知より)

 無脳症は、神経管閉鎖障害の最も重度の形態で、脳の全部または一部が欠如してしまう疾患です。頭蓋骨が欠損し、脳が露出していることもあるそうです。発生率は1000人に1人と、胎児の奇形のなかでも比較的発生頻度が高い疾患のようです。

 

男性こそしっかり葉酸摂取を

ここで、注目したいのは、動脈硬化です。

動脈硬化性疾患で病院を受診する人は男性に多く、男女比で4:1といわれています。しかも女性よりも男性は若くして発症しているようです。

女性が男性よりも動脈硬化になりにくいのは、女性ホルモンが動脈硬化を抑えるように作用していることと、皮下脂肪が多い体型であることも関係していると考えられています。そのため、女性ホルモンの分泌が低下し閉経を迎える50歳ぐらいを境に、動脈硬化が進行しやすくなることが知らています。

男性の女性ホルモンと皮下脂肪の量を増やせば、動脈硬化を防げるのでしょうが、男性に例えば注射で女性ホルモンを積極的接種したら、男性の女性化が促進されて、世の中がミスターレディで溢れかえってしまうことになるでしょう!(笑い)

ですから、男性はホルモン注射による対策ではなく、葉酸ビタミンB12を摂取することで、動脈硬化の原因となるホモシステインメチオニンに変換し、ホモシステイン血中濃度を下げてあげることが大事になります。 

では、何から葉酸を摂取すればいいのでしょうか?

 

葉酸は何から摂取できる?

葉酸は野菜類・藻類・肉類・卵類・乳類・豆類などに多く含まれています。

例えば100g当たりに含まれている葉酸量(μg)は、

・菜の花        340

・枝豆         320

・モロヘイヤ      250

・ほうれん草         210

・にわとり肝臓   1,300

・うし肝臓     1,000

・ぶた肝臓       810     

・鶏卵 卵黄         140 

ナチュラルチーズ     57

・ヨーグルト     16  

・きな粉      220

・納豆       120

・豆乳         31

・焼きのり     1,900 

・乾燥わかめ       440

とレバーや意外にも焼きのりから多く摂取できるようです。

食材豊富な料理を取ることで、1日の葉酸基準量240μgを摂取できそうです。

が、そう毎日食材豊富な料理を取ることは、一人暮らしのお勤めの人や共働き夫婦は会社から帰宅して、それから食材豊富な料理を作るとなると、なかなか難しいのではないでしょうか?

 

サプリで葉酸補給を

食事だけからの葉酸摂取は不足しがちならば、サプリでしっかり葉酸補給をしたいところです。

アメリカでは葉酸の効果が見直され、アメリカ国内で生産されるすべての栄養強化をうたうパン・パスタ類などへの葉酸強化を義務化しました。これを受けて1996年から3年間でアメリカ人の血中ホモシステイン値が2割近く下がりました。 積極的に葉酸を追加することで、動脈硬化性疾患が減少傾向にあります。

 

ベジママで1日の基準葉酸量240μgをしっかりカバー

今回紹介するサプリは、関西鉄工株式会社が販売する「ベジママ」です。

鉄工会社がサプリを?と不思議な感じですが、関西鉄工は2009年から植物工場を稼働して、新たに異業種分野の開拓をはじめたチャレンジ精神旺盛な会社です。植物工場でアイスプラントマメ科植物の栽培に成功し、サプリ商品化に到達。オリジナル「VEGESTORY」ブランドを生み、健康事業をスタートしています。

ベジママは葉酸(400μg)をしっかり取れる他、マルチビタミン、ピニトール、ルイボス茶抽出物、アイスプラント末、マンガン含有酵母、結晶セルロースステアリン酸カルシウム、パントテン酸カルシウムを含有しています。

ベジママが嬉しいのは糖尿病予防に効果が期待できるピニトールと、同様に血糖値を下げる効果やアンチエイジング効果が期待される栄養素を含むアイスプラントが配合されているところです。

十分な栄養を摂取する必要がある妊婦さん対象に開発されたベジママは、男女問わずに健康サポート成分たっぷりのサプリです。