ZARD「不思議ね...」片思いのクラスメートを思い出す

作詞：坂井泉水

作曲：織田哲郎

夏の風が素肌にキスしてる
流れてゆく街並
すれ違う景色が知らず知らずのうちに
崩れてゆくサヨナラが聴こえた
ああ 季節はすべてを変えてしまう
少年の瞳を ずっと忘れないでね
不思議ね…記憶は空っぽにして
壊れたハートをそっと眠らせて
in your dream

南風がやさしく囁やいてる
輝いてた あの頃
さり気ない仕草をいつも横で見ていた
これからは遠くで気にしてる
ああ 季節はすべてを変えてしまう
言えなかった悲しみは過ぎた日の幻
不思議ね…記憶は空っぽにして
壊れたハートをそっと眠らせて
in my dream

ああ 季節はすべてを変えてしまう
せつない想い出に縛られたくないの
不思議ね…記憶は空っぽにして
壊れたハートをそっと眠らせて
in my dream

主人公は女性。

相手は高校のクラスメートの片思いの男子？

毎日教室で、彼を意識し、彼の横顔・仕草をチラ見していたのでしょう。

高校を卒業し、それぞれの別の進路に。

でも、ふと彼のことを思い出し、「今頃どうしているのか？」と。

遠くから気にしている自分に気づく。

しかし、季節（とき）は、そんな気持ちとは関係なくすすみ、

すべてが変わっていく。

生活も。心も。

ちょっぴり、寂しく、悲しい思いにふけっていたけど、

ㇵッと現実に気づかされ、

切ない思いに縛られてはいけないと、

思い出は空に投げてしまって（空っぽにして）

前を向いて自分の夢に向かってゆこう！と

自身を鼓舞する心、

それは不思議ね...